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財産分与をしないとどうなるの?

スタッフブログ

今回は、財産分与をしないとどうなるのか、そのリスクと影響について考えてみましょう。

 

本記事では、財産分与を行わないことによって生じるリスクと影響について詳細に解説します。

離婚や別居に伴って発生する財産分与の重要性を理解し、適切な手続きを行うことが、長期的な経済的安定につながります。

これから、「財産分与って何?」、「財産分与の不動産」、「財産分与で気をつける事」、「離婚時の財産分与」、「財産分与をしないとどうなる?」といった構成でお話しします。

 

※財産分与って何?

・ 財産分与の定義

 財産分与とは、夫婦の法律上の結婚状態が終了した際に、共有財産や債務を分配することです。

 ここで言う共有財産は、婚姻中に夫婦が共同で築いた資産を指します。

 例えば、住宅や預金、投資などがこれに該当します。

 

・財産分与の目的

 この分与の主な目的は、夫婦間での公平な資産の分配を図ることにあります。

 結婚生活の中で一方が専業主婦または主夫であった場合、その後の経済的な安定を確保するためにも、財産分与は非常に重要な手続きです。

 公平な分配を行うことで、離婚後の生活をスムーズに進める助けとなります。

 

※財産分与の不動産

・不動産の扱い

 財産分与において、不動産は重要な資産の一部です。夫婦が共同で住んでいた家や購入した土地などは、分与対象となります。

 これらの不動産がどのように評価され、分配されるかは法律で定められており、しっかりとした理解が必要です。

 

不動産分与の途中で、どちらかの同意なく売却されたり、譲渡された場合、それは法的に問題となることがあります。したがって、分与に際してはきちんとした合意が求められます。

 

※不動産の分与方法

不動産を財産分与する方法は主に以下の3つです。

 

1. 共有名義:不動産を共有名義にすることにより、双方がその資産を持ち続ける方法です。

      子どもがいる場合など、共に生活していく必要がある時に有効です。

 

2. 売 却 :不動産を売却し、その売却代金を分配する方法です。

      この方法は、双方が現金化できるため、特に分配内容に不公平感が生じにくいです。

      ただし、不動産の市場価値に影響を受けるため、注意が必要です。

 

3. 一方に譲渡:不動産を一方が取得する形で分配する方法です。

       この場合、譲渡を受ける側は放棄することになる他の資産を考慮しないといけません。

       また、住宅ローンの残債がある場合、その扱いも考える必要があります。

 

※財産分与で気をつける事

 

・事前の準備

 財産分与を進める際には、事前の準備が重要です。

 まず、共有している財産のリストを作成し、その価値を評価する必要があります。

 専門家に相談することで、透明性のある分配が可能になります。

 また、財産の範囲には注意が必要であり、結婚中に取得したものだけでなく、婚前に持っていた資産にも関与することがあります。

 

・合意形成の重要性

 財産分与を進めるには、双方の合意が不可欠です。

 合意なしに分与を進めると、後にトラブルが生じる原因になることが多いです。

 特に不動産のような高額資産の場合、意見の相違が激化することもあります。

 噂話や信頼できない情報で動くのではなく、双方が納得できる形で進めることが、スムーズな分与につながります。

 

※離婚時の財産分与

 

1.離婚の種類による影響

 離婚には主に協議離婚と裁判離婚の2種類があります。

 協議離婚は、双方が話し合い合意の上で行われるもので、比較的スムーズに財産分与が進むことが多いです。

 一方、裁判離婚では、場合によっては法的手続きを経て財産分与を行うことになるため、時間がかかり、さらなるトラブルに発展する可能性があり   

 ます。

 

2.離婚後の権利

 離婚後でも、財産分与請求権が残ることがあります。

 特に離婚後の3年以内に請求しなければならないため、注意が必要です。

 請求期限を過ぎると、権利を失うことになるため、適切に対処することが求められます。

 相手の合意が得られない場合でも、法的な手続きを利用して権利を主張することが大切です。

 

 

☆☆☆財産分与をしないとどうなる?☆☆☆

1.個人の負担増

 財産分与を行わないことによって、一方に偏った負担が生じることがあります。

 例えば、夫が資産を保持した場合、妻は生活資金に困窮する可能性が高くなります。

 成人・未成年を問わず、引き続き同じ生活水準を確保することは難しくなり、経済的不安が増大します。

 また、相手が名義上の資産を持っているだけで、実質的には使えない状況になることも考えられます。

 これにより、生活の質が大きく低下する可能性があります。

 

2.法的リスクとトラブル

 財産分与をしなかったことが原因で、法的なトラブルが発生するリスクも増えます。

 特に、共有財産に関する意見の不一致や、前述のような請求期限の問題が発生する可能性があります。

 また、分与後の共同名義の不動産が問題となり、裁判所を介さなければならないケースも少なくありません。

 

このようなトラブルは、精神的なストレスだけでなく、経済的な負担もしばしば伴ったりします。したがって、早めの対応が求められます。

 

結 論

財産分与を行わないことは、長期的に見て多くのリスクを伴います。

個人の生活の質が低下したり、法的なトラブルが発生したりする可能性があります。

適切な分与を行うことで、より安定した生活環境の確保が可能となります。

財産分与に関する正しい知識を持ち、必要な手続きを怠らないことが重要です。

離婚後の再出発をより良いものにするために、積極的に情報を集め、専門家と相談しながら進めていくことをお勧めします。